坂本龍馬 幕末歴史検定
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2008年に放映された大河ドラマ「篤姫」が好評を博した事が契機となり、突如として幕末ブームが漂う今日この頃です。
今では「歴ドル(歴史アイドル)」なんて新語が登場した位、幕末が今では大変な人気になっています。
そんな影響を受けてか検定まで登場し、2008年11月16日(日)には、坂本龍馬が生きた幕末を中心とした、「坂本龍馬 幕末歴史検定」が行われました。
この検定の開催地は首都東京を始めとして、京都、長崎という坂本龍馬に縁(ゆかり)の土地で行われているのも、なかなかユニークな事ではありませんか。
余談になりますが、歴史の検定があるのは普通の事です。
でも坂本龍馬という個人を主題にした検定があるのは、随分と珍しい事だとは思いませんか。
それ程坂本龍馬の人気には、絶大なるものがあると考えるべきでしょうね。
さて、第1回目に行われた検定では、会場に多数の人が集まりました。我こそが「龍馬命」という独特な雰囲気が漂っていた様子です。
この検定の主催は、亀山社中をもじった「全国龍馬社中」という組織なのです。
その公式ホームページでは、練習問題が解ける様になっていますが、これが案外と難しいのです。
もっとも本物の坂本龍馬ファンにとっては、簡単な問題なのかも知れませんね。
こんな検定ですが、第2回目が開催される運びとなりました。日程は2010年3月、奇しくも大河ドラマで「龍馬伝」が放映されている時期に開催されるのですから,何やら因縁めいていて面白い話ではありませんか。
こういう話を聞くと、坂本龍馬はいつも天から地上を見ていて、この国の行く末ばかり考えておられる様な気がしてなりません。
皆さんも機会があれば、熱気の溢れる「坂本龍馬 幕末歴史検定」を、是非受験してみられては如何でしょうか。
ここでは私こそが「龍馬命」という情熱を、喧嘩にならない様に熱烈にアピールしてみて下さい。
きっと生命の通った歴史の勉強が出来て、「ワクワク」「ドキドキ」の最高の楽しさが、体験出来るのではないでしょうか。
坂本龍馬とフリーメイソン
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フリーメイソンという名称を聞かれた事がありますか?。
これはイギリスで発生した男性のみの秘密結社で、この後世界中に派生したと言われています。
この秘密結社は、会員同士の親睦を図る友愛団体だそうです。
しかし厳密には「フリーメイソン」と言えば、会員個人を指していると言われます。
実は坂本龍馬もその1員だったのではないかと言われていますが、日本人がまさかと思ってしまう上に、その真偽の程も定かではありません。
実はこの話の出処になったのが、薩長同盟なのです。
本来薩長同盟を締結させる際に、各藩が武器を入手していたのですが、その入手先が坂本龍馬の設立による海援隊でした。
ではその海援隊が何処から武器を入手したのでしょうか?。
これがイギリスの武器商人であった、グラバーからだったのではないかと言われているのです。
このグラバーがフリーメイソンだったという可能性が伝えられている訳で、現実にグラバーが住んでいた家にフリーメイソンの印が描かれた物がある事が信憑性を高めました。
然しながら結局は、グラバーが本当にフリーメイソンだったという証拠は、実は何処にも無かったのです。
仮にグラバーがフリーメイソンなら、坂本龍馬もフリーメイソンだったのではないかという疑いは依然として根強いのですが、真実が分からない今では違うのではないかとも考えられます。
然しながら、フリーメイソンの教えは非常に寛大なものです。これは、人類に対して寛容であれ、不幸な人々を助けよ、差別を無くそう、という教えなのです。
もしも坂本龍馬がフリーメイソンだったらという仮説ではありますが、この教えは世界的な視野を持っていた坂本龍馬にとっては、最高に魅力的だったのではないでしょうか。
歴史に「もしも…」はいけないそうですが、もし坂本龍馬が平和な現代に生まれていたら、武器等という手段を用いる必要もなく、政治や経済の分野に於いて天才的な指導力を発揮したに違いありません。
激動の幕末に天が下らせた巨星が坂本龍馬であったならば、混迷する現代にも坂本龍馬の再来を心から願いたいものです。
「おーい!竜馬」漫画から坂本龍馬に目覚める
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武田鉄也原作、小山ゆうの絵による坂本龍馬の漫画、「おーい!竜馬」が大変面白いのです。
勿論、坂本龍馬の大ファンである武田鉄也さんが作者であるだけに、坂本龍馬の視点から最高に良いイメージで書かれています。
幕末の時代という難しい歴史物を分かり易い漫画で表現していますし、坂本龍馬の功績を活字離れの若い人に伝えたいという使命感が感じられ、大変素晴らしい事だと感動してしまいます。
この漫画の原作を「司馬遼太郎」と勘違いして読む人も、少なくないかも知れませんね。
絵も小山ゆうが描いているので心理描写も的を得ていますし、暗殺されるシーンにはこれは残酷ではないかと思える程の写実性が読み取れます。
しかし幕末の時代に底辺で生きている人々の多彩な心情は非常によく描かれていて、長編漫画ではありますが充分に楽しんで読む事が出来るのです。
土佐藩の身分格差、内政、坂本龍馬に関係している人達の登場、彼と無関係ながらその時代を生きた人達、以上のあらゆる物を網羅した内容が、歴史に沿って描かれている様ですが、やはりフィクション的な内容には違いありません。
その点は考慮して飽くまでもフィクションとして、歴史物の漫画として、楽しんで読み進める事をお勧めします。
その後に興味を持ったら、歴史書を読む等して史実はどうだったかを学習していく方が、坂本龍馬の世界に入り易くなるでしょう。
どうしても人が惨殺されるシーンが多い為に、お子様が見るのはどうかという気はしますが、この時代が背景では目をつぶらないと仕方がないかというのが正直な所でしょうか。
そもそも刀を身に着けて歩くという、こんな物騒な時代に生を受けたら、刀を廃止して新しい世の中を作りたくても、その為にまた刀を使う必要が起こって来るし、現代に生きる我々には想像もつかない時代だと割り切るしかなさそうです。
坂本龍馬、岡田以蔵、武市半平太、高杉晋作等、以上の豪華なキャストが登場する坂本龍馬の漫画を、是非一度読んでみられては如何でしょうか。
あまり史実にこだわらず、「もう1つの坂本龍馬」という観点から読むと、大変面白いと思います。
坂本龍馬が締結させた薩長同盟
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坂本龍馬が関係している史実に、「薩長同盟」があります。
「薩長同盟」とは江戸時代の後期である1866年に、長州藩と薩摩藩との間で交わされた、軍事・政治を目的とした同盟です。他に「薩長連合」「薩長盟約」という名称でも呼ばれています。
幕末に於ける薩摩藩と長州藩は、政治の世界で互いに多大なる影響力を有していました。
この2つの藩は「討幕」という思想の点では、共通した志を持っていたのです。
しかし大久保利通や西郷隆盛がいた薩摩藩は、会津藩と協力して長州藩を京都から追放してしまいました。
これを政変や禁門の変と呼びますが、ここから薩摩藩と長州藩は敵対する様になったのです。
それでは一旦は敵対していた2つの藩が、その後に何故同盟を結ぶまでに至ったのでしょうか?。
それには先ず土佐藩を脱藩した坂本龍馬と中岡慎太郎が、自身らが立ち上げた亀山社中という会社を用いて、長州藩と薩摩藩の斡旋を行ったからです。
その斡旋を契機として、討幕運動に協力する6カ条を打ち立て、薩長同盟を締結させたという事なのです。
然しながらそこに到達するまでには、幾つもの会談を経て、ようやく漕ぎつけたという経緯だったと言われます。
従ってこの難航するかに思えた薩長連合が、遂に成功した背景には実は決め手がありました。
これは当初は反対していた西郷隆盛に対して、長州藩の木戸孝允(桂小五郎)という人物が、その理由を打ち明けて理解を求めた事であり、これが薩長連合への道を拓いたのです。
この様に薩摩藩と長州藩が締結された背景には、坂本龍馬が大きく関与していた事が、これで理解して頂けるでしょう。
表舞台で行動するばかりではなく、裏でも確実に行動しているのは、さすが坂本龍馬だったと感心せずにはいられません。
「頭の切れる人は裏方へ回って、表で動く人を操ろうとする。」
この世がこういう仕組みになっているなら、若い時にそれが分かっていた坂本龍馬は凄い人だったという事になるからです。
坂本龍馬を一躍人気者に押し上げた「竜馬がゆく」
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坂本龍馬を一躍人気者に押し上げたのは、作家の司馬遼太郎の代表作「竜馬がゆく」です。
「坂本龍馬に関する本の中で、何が一番好きですか?。」と多くの人に聞いたら、この「竜馬がゆく」を挙げる人が圧倒的に多数を占めるのではないでしょうか。
司馬遼太郎の著作の中では「坂の上の雲」も有名ですが、何と言っても「竜馬がゆく」が彼の代表作として愛され続けているのです。
司馬遼太郎は幕末維新を題材にして幾つか書いていますが、「竜馬がゆく」はその中でも最初に書かれた作品です。
京都を舞台に繰り広げられる政治史、主要な事件、人物像等、幕末史に於ける出来事の大部分が、この作品に網羅されていると言っても過言ではない程に、坂本龍馬が生きた時代は幕末時代の中心に位置するのです。
特に、坂本龍馬が関わっているとされる寺田屋事件、池田屋事件、他に大政奉還、禁門の変等に関しては、この小説で明確に表現されていると言っても差し支えありません。
この時代に於いて「竜馬がゆく」は、坂本龍馬が生きた1日1日を追い続けていくところから、幕末の史実をより詳細に描く事につながるという、非常に興味深い作品となっています。
勿論、坂本龍馬以外にも、勝海舟、西郷隆盛、木戸孝允(桂小五郎)、松平春獄等も、重要な人物として小説の中を彩っているのです。
この「竜馬がゆく」は、坂本龍馬の人物像に始まり、政治に関する色々な思い等が様々に描かれていて、その流れはあたかもドラマを見せているかの様なストーリー展開になっています。
このドラマティックなストーリー展開が、坂本龍馬の劇的な生涯と重なっている事もあって、それが秘訣となって大変面白くなり多くの人々を魅了したのです。
正にこの本こそが坂本龍馬を一躍人気者にした功労者だと言えるでしょうね。
